kintoneプラグインって調べると様々なものがありますね。
プラグインは非常に便利です。その数も年々増えていますね。
しかし、当サイトでもプラグインを提供していますが
実は知らぬ間に情報が抜かれているなんて危険性はないでしょうか。
そんな危険なことがあるんですか!?
- kintoneには拡張機能としてプラグインを適用できます。
- kintoneプラグインは無料・有料(買切・サブスク)とあります。
- kintoneプラグインは他カスタマイズと競合して正常に動作しない可能性があります。
- kintoneプラグインにより、知らないうちに情報が抜かれているかもしれません。
kintoneのプラグインとは
kintoneスタンダードコースでは、カスタマイズの一つとしてプラグインがあります。
プログラミングが苦手な方でもプラグインを導入することで、標準機能ではできない高度な機能を簡単に追加することができます。
プラグインの提供元は企業や個人と様々で、金額も無料・有料(買切・サブスク)と様々あります。
私も色々なプラグインを導入しており、非常に重宝しています。
さて、一見便利なプラグインばかりですが実は注意が必要なこともあります。
- 他のカスタマイズと競合しないか
- 提供元の保守があるか
- 情報を抜かれていないか
プラグインの危険性
他のカスタマイズと競合しないか
自身でJavaScriptやCSSでカスタマイズを行なっていたり、他のプラグインを導入している場合、それらと処理が競合して、正常に動作しなくなる可能性があります。
これは導入してからでないと気づくことは難しいでしょう。
プラグインを導入する際は、本番アプリとは別にテストアプリを用意して、そちらで動作テストしてから本番アプリに導入することをお勧めします。
プラグインはアプリの設定で有効・無効をボタン一つで切り替えることができます。
プラグインを複数導入して思うように動作しない場合は、一方のプラグインを無効にして動作確認してみてください。
アプリに適用したJavaScriptではなく、kintone全体に設定したJavaScriptが影響する場合もあります。
提供元の保守はあるか
有料プラグインであれば、提供元の保守まで含まれていることが一般的です。
保守があると、不具合があった際に対応してくれたり、更に便利な機能を拡張してくれたり、kintoneのアップデートに対応してくれたりします。
kintoneは月1回アップデートがあります。
これによりkintoneの仕様が変わり、プラグインが正常に動作しなくなる可能性があります。
kintoneは過去に一度大きなアップデートによりデザインが一新されました。
それにより対応しなくなったプラグインもありました。
また、技術的な話になりますが、APIでoffsetの上限値1万件問題もあります。
1万件を超えるレコードを含むアプリでは、大量のレコード操作ができない可能性があります。
このようなあらゆる課題に備えて、プラグインの導入を検討しましょう。
情報を抜かれていないか
kintoneにはAPIが用意されています。
APIを使うことにより、アプリAからアプリBにレコードを登録したり、アプリAの情報をkintone外部のシステムに送信したりできます。
有料プラグインを導入している方は馴染みがあるかもしれませんが、ライセンスキーで認証するものがあります。
それもAPIで外部のサーバーへ通信し、認証を通しているわけです。
必要なAPI処理であれば問題はありません。
しかし、あなたのkintoneに登録されている情報が知らないうちに外部に送信されている可能性も無いとは言い切れません。
確認する手段の一つとして、Wevブラウザのデベロッパーツールがあります。
デベロッパーツールの「Network」タブ内で各通信の情報を確認できます。
「Payload」を見ると、どこのサイトに対してどういう処理がなされているか、どういう情報を送信(あるいは取得)しているか確認できます。
明らかにレコードの中身まで外部サーバーへ通信しているような記録がある場合は、即時プラグインを停止しましょう。
- kintoneには拡張機能としてプラグインを適用できます。
- kintoneプラグインは無料・有料(買切・サブスク)とあります。
- kintoneプラグインは他カスタマイズと競合して正常に動作しない可能性があります。
- kintoneプラグインにより、知らないうちに情報が抜かれているかもしれません。
便利なプラグインですが、注意が必要なこともあるんですね。
kintoneの公式サイトには機能拡張ページもありますので
こちらも覗いて見てください。
コミュニティでおすすめを尋ねるのも良いと思います。
安心してプラグインを活用したいですね。